「チビは今朝7時30分頃、虹の橋を渡りました」
たった今、ご連絡をいただいた。
最後に鍼灸をさせていただいたのは去年の12月。
写真のようにそのときには既に体力も衰え、随分とかわゆい感じになっていらした。
鍼灸をすることでうまく調整できる子は良い。
しかし鍼灸後、復調するまでに時間がかかる子もいる。
チビちゃんはそういう子だった。
『11歳すぎたら犬猫さんにも転ばぬ先の鍼灸を』
鍼灸で体調管理をおこなうなら体力が残っているうちから始めてあげたい。
そんな想いを言葉にした理由の一つは間違いなくチビちゃんのことが頭にあったから。
あれから一年あまり。
シニアになってからの犬猫さんは一年で4〜5歳年を取る。
犬猫さんは後ろを向くことも、諦めることもない。
たかが一年、されど一年。
チビちゃん、あなたの生き様は見事でした。
本当にありがとう。
思い出していただき、そしてわざわざご連絡をいただいたことに心からの感謝を込めて。
後日談
この記事は、2023年12月6日にSNSに投稿したものです。
この投稿をSNSに投稿して1ヶ月。
ご年配でインターネットもしていない飼い主さんがわざわざご足労くださり、殊の外喜んでくださっていたことを知りました。
そして「保存する方法はありませんか?」と仰っていただいた。
普段なかなか個別対応は難しいのだが、その気持ちが嬉しくて「今回に限り」とプリントアウトしてプレゼントさせていただいた。